ここ10年余りの間、ブログ界隈での大きな変化と言えば

嫌韓ブログが目に見えて減少した事です。

2000年代後半から2010年代頭ぐらいまでは

ちょっとやり過ぎな内容の嫌韓ブログが目立ちました。

中身を見ると、韓国と縁もゆかりも無い人達が

ストレス発散、鬱憤の解消、八つ当たりなどの理由で

執拗に旧2ちゃ〇ねるにでも書いてありそうな

支離滅裂な内容のネットのトンデモ情報をベースに

とにかく韓国をボロクソに叩いて、こき下ろしていたのです。

100歩譲って韓国・韓国人と直接何かあった人ならともかく、

ネットで炎上し易いからとか、ネトウヨが大量に押し寄せて

応援してくれる(アクセス数増やしてくれる)からとかいう

悪ふざけた理由で、しなくてもいいヘイト・レイシズム投稿を

毎日毎日繰り返していたのです。本当に呆れましたよね。

先進国視点から見ると色々と粗削りだった昔の韓国が

経済危機を乗り越え、経済成長に伴う混乱期を克服し

段々と成熟した先進国として整い始めた近年では

支離滅裂な韓国叩きが(嫌韓は依然として根強く残ってはいるが)

かつての様な勢いを失ってしまったので

当然ながらその流れに伴って嫌韓ブログの数も大幅に減少しましたね。

目に見えて少なくなってるし、

それどころか、韓国を肯定的に捉える内容のブログ(昔ならネトウヨに嫌がらせされてた)

韓国グルメ、旅行記、留学日記、韓国人との交流を綴ったものまで

ほんの10年ちょい前までは想像すら出来なかったマトモなブログが増えましたね。

まだまだヘイト内容の悪質ブログは多いですけど、それでも大きな進歩だと思います。

2000年代~2010年代前半の、

ネット普及期の時代に露骨でえげつない嫌韓レイシズムの跋扈によって

陰湿で卑劣なレイシズムブログを読んでしまって、心に深い傷を負った

当時の日韓関係(ハニルグァンギェ)に携わった、

日韓友好を夢見ていた一般の皆さんの心が癒される事を祈っています。

レイシズムを肯定、正当化するようなブログは書いちゃ駄目ですよ。










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